「国際ロマンス詐欺」の犯人(スキャマー)との出会いは、インターネットのSNSや出会いサイトなどが中心です。
とくに「ブロンドラブ」を見て頂いているあなたにとって、最もリスクが高いのは出会いサイトでしょう。
「ブロンドラブ」では、ブロンドばかが実際に試して、オススメできるサイトやサービスをご紹介しています。
それでも、スキャマーを100%排除するコトは出来ません。
どうしても、出会いの場を提供する企業側と、「何とかもぐり込んでカモを探そう」とするスキャマーとのイタチごっこになってしまいます。
当記事では、あなたが出会いサイトで
- 好みの素敵な女性を女性を見つけたとき
- あるいは、そのような女性からコンタクトがあったときに
まず目にするであろう、その女性のプロフィールから、その女性が「国際ロマンス詐欺」のスキャマーかどうかを、すぐに、簡単に判断できるポイントを紹介します。
もし、ここでご紹介するポイントに当てはまる場合は、残念ながら距離を置いた方が安心です。🙁
Contents
【写真】超露出・ネットに出回っている・事実と合わないのはだいたいスキャマー
プロフィールを見たときに、まず目に入るのはプロフィール写真ですよね。
これらのプロフィール写真は、「その女性がスキャマーかどうか」を判断する上で、最も重要で、分りやすい指標になります。
たとえば
- 露出が多すぎないか
- インターネットで出回っている写真の盗用ではないか
- アメリカ人と言っているが、部屋の中はロシア語だらけ?
など、明らかに不自然な写真が使われている場合は、「国際ロマンス詐欺」を疑った方が良いでしょう。
なお、「プロフィール写真からのスキャマーの判別法」については、以下のページに詳細に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【名前】本名がフルネームで書かれているワケがない
出会いサイトでは、プロフィール写真の近くに、その女性の「ニックネーム」が書いてあります。
たとえば、「Jane」 や「Anne」のようなファーストネームだったり、「Ninja Girl USA」 や「Funny Kitty」のようなオリジナルの造語だったりします。
こうしたワードはダブリやすいので、語尾に数字を足したりするコトも多いですよね。
相手の名前を見るときに、注意して欲しいのは、「ランダムな文字列」と「フルネーム」です。
名前が「ランダムな文字列」=やる気のない人 or スキャマー
「ランダムな文字列」というのは、意味のない文字や数字を適当に並べたものです。
たとえば、「AL9UJ00M」とか「98nn6Ta」のような感じです。
「素敵なパートナーを見つけたい!」とか、「もしかしたら将来の夫が見つかるかも?」
そう思って、自分のプロフィールを作りはじめた女性が、「自分の名前」欄に、適当なランダムな文字列を入れるでしょうか?
ちょっと考えてみて下さい。
大雑把と言われる欧米人の女性でも普通はこういうコトはしません。
まったく気持ちがこもっていませんよね。
往々にして、ランダムな文字列を適当に入れているのは
- 大量の偽のプロフィールを作っている
- たまたま興に乗って、プロフィールを作りだしたけど真剣じゃない
のどちらかです。
大量の偽プロフィール作っている
(1)の場合は、目的はほぼ「国際ロマンス詐欺」です。
ただし、相当、粗悪な手法ですので、おそらく、「プロフィール」のその他の箇所でも「ボロ」が出ていて、あなたが引っかかるコトはまずないと思いますが、注意してください。
ノリでプロフィール作ってみたけど…
(2)の場合、あなたとその女性との間に、奇跡的な縁があって、その後、ロマンスに発展しないとは言い切れません。
が、ただ「言い切れない」だけでw、安定した関係作り、長期間にわたっての信頼醸成にはあまり適さないので、期待しない方がいいでしょう。
フルネームは信頼の証し…の逆です
Trustworthy Polish Politician Magdalena Ogórek (wiki)
名前欄にフルネームで名前を入れている女性もいます。
時に、ミドルネームまで入っていることがあります。
例えば、「Hillary Rodham Clinton」や、「Sarah Louise Palin」のような感じです。
一見、誠実な印象を持つかも知れませんが、女性がネットで必要以上に、個人情報を公開することは通常ありません。
名前欄も、「必要十分」でOKなワケです。
ファーストネームだけでもいいし、多少自己主張したいなら、何かのワードを組み合わせるなどするだけで、まったく問題ありません。
こういう不自然な「誠実さ」「リアリティ」は、むしろ不自然さを際立たせますよね。
こうしたフルネームのプロフィールもほとんど「国際ロマンス詐欺」ですので、注意してください。
プロフィールによっては、フルネームどころか、住所や電話番号などが書かれていることもあります。
当然、こうしたプロフィールは偽物100%です。
絶対、コンタクトを取らないようにして下さい。
ただ、特に無料の出会いサイトを、自分の仕事やパフォーマンスのPRの舞台にしている女性もいます。
いわゆる「ユーチューバー」や「インスタグラマー」、または、自分の作品をブログで発表しているアーティストなどです。
こうした女性たちの中には、自分のIDやサイトのURLを公開している人もいます。
View this post on Instagram
ちなみに、この節の出だしの画像の「Magdalena Ogórek」さんは、ポーランドの政治家・作家で、Instagramでは、ブロンドばかのコメントに返事をくれたりする信頼できる方です。😀
【年齢】年齢の計算が合わないのは彼女が天才だからではありません
プロフィールには、写真や名前と一緒に「年齢」も目立つところに書いてあります。
出会いサイトなら、年齢はもっともチェックすべきポイントの1つですから当然ですよね。
プロフィールの写真を見て、年齢を見て…と、ここまでは問題ないのですが、学歴などを見ると「あれ?」と疑問に思うときがあります。
たとえば、「4年生大学卒業となっているのに19才」だったり、「博士号取得となっているのに21才」になっている等です。
もちろん、国によって教育制度が違うので、「絶対におかしい!」とは言えません。
でも、おおよそ白人女性が住むような国では、ほぼ日本と同じくらいの教育年限が設定されています。
つまり、4年生大学卒業(学士号)だと、22才程度が想定されます。
私が交際していたドイツ女性は修士号を持っていましたが、大学のコースの仕組み上、学士号の4年間に1年間を上乗せするだけで取得できたと言っていました。(修士号取得時23才だと思います。)
ただ、飛び級でもしない限り「19才で4年生大学卒業」は難しいですし、「博士号を21才で取得する」のも厳しいと思います。
想定される年齢と、学歴があまりに大きくズレていたら、適当に入力したスキャマーのミスと考えるのが妥当です。
【職業】クールな制服に身を包んだ美人兵士に注意
この投稿をInstagramで見る
プロフィールには必ず「職業欄」があります。
白人女性を探す男性の中には、「相手の職業はあまり重視しない」という人も多いようです。
逆に、白人男性を探す日本女性にとっては、チェック必須の欄となっています。
昨今、よく報道される「国際ロマンス詐欺」に関するニュースでは、事件の解説の中で必ず、詐欺師の使った偽の職業が紹介されます。
- イラク駐留の米軍将校
- ロンドンで開業予定のイギリス人医師
- 途上国政府と開発・投資業務をしているフランス人銀行家
「相手の男性の職業が重要」という、女性の希望を、華やかに満たす形で詐欺が行なわれるからです。
いよいよ「国際ロマンス詐欺」だと分ってみれば、こうしたさまざまな嘘は、特に第三者には、非常に滑稽に感じられるからでしょう。
ところが、白人女性を探している日本人男性は、あまり相手の職業を気にしていません。
実際、ブロンドばかの場合も、プロフィールを見るとき、相手の女性の職業欄をチェックしないこともあるくらいです。
交際・国際結婚が難しい職業
ただし、いくつか「この職業は難しいかな」という職業も存在します。
例えば、「医師」ですね。
これは外国人の男性を探している日本人女性とは正反対かも知れません。
医師という職業には、医師免許が必要ですが、その医師免許は「地域が限定されている」ので、そこから移動出来ないという制約があるわけです。
例えば、日本の大学の医学部を出て、医師国家試験に合格して、研修を終えた医師は医師免許を持っていますが、この医師免許は、無条件では海外では通用しません。
通常は、移動先の国で医師免許を取り直すか、資格を取得する手続きが必要です。
ですから、ブロンドばかのように、「白人美女と日本で一緒に暮らしたい」という希望を持っている場合は、お相手が医師の場合、それが障害になる可能性が高いのです。
やはり「せっかく取得した医師の資格を喪失する」というのは難しい大決心となります。
日本人女性の場合は、「パリの病院に勤務するイケメンのフランス外科医と結婚して、高級マンションに住んで…」なんて夢が広がるのかも知れませんが(^^;
スキャマーがよく自称する職業とは
話を戻して、私たちブロンドラバーが、お相手を探すときに注意すべき点に戻りましょう。
当記事では「国際ロマンス詐欺」を念頭に置いていますので、スキャマーが頻繁に自称する職業は…と考えると、面白いことにやはり「軍人」が多いです。
あるいは、国連や国際NGOなどの職員です。
実は、軍人や国際組織の職員を名乗る理由は、詐欺のターゲットが男か女かを問わず同じす。
こうした職業を名乗っておくと、都合の悪い流れになった時に、言い訳したり、逃げ口上を言いやすいワケです。
例えば
- あなた😀
「たまにはSkypeでビデオチャットしようよ」
スキャマー💋
「ごめんなさい、軍の規則で禁止なの」 - あなた😀
「クリスマスカードを送るから住所を教えてくれる?」
スキャマー💋
「もうすぐ、任地が変るの。ごめん、決まったら教えるね」
のような感じですね。
規則が厳しく、多忙な女性士官・専門職軍属
多くの日本人には、軍と言う組織が身近でないので、イメージが湧きづらいです。
ただ、一兵士として従軍している女性に「インターネットで男性と知り合って、まずはメールから親しくなって…❤️」というタイプはあまり見られません。
また、その女性が士官以上だったり、高度専門職の場合は、多忙で出会いサイトを定期的に使うような時間はあまりないと思います。
厳しい条件にパスしたエリート女性職員
国連や国際組織の正規職員になるには
という事実をよく認識して、その女性のプロフィールを再確認してみることも大事です。
また、通常、このような機関の女性職員は、多忙を極め、出会いサイトを利用している時間もありません(^^;
【住所1】住所変更届が遅くなりました~!は嘘つきの始まり
「国際ロマンス詐欺」でしばしば詐称される職業、「海外駐留軍人」や「国際機関職員」と関係する別ポイントを解説します。
スキャマーによっては、プロフィールに「在アフガニスタン米軍人」や「在タンザニア国連職員」などと書くと(これ自体が嘘ですがw)、集客力が落ちることへの対策をとっています。
当初、プロフィールには「住所:ニューヨーク市、アメリカ合衆国」などと記しておき、コミュニケーションが始ってから
もしそれが本当だとしても、プロフィールに嘘の情報を書いていた時点で、信用できない女性です。
スキャマーなら、当然、もうそれ以上関わってはならない女性です。
どちらにしても、インターネットだけの交際で、時間をかけて、信頼と愛情を積み上げていく相手としては不適格ですので、早々と距離を置いた方がいいでしょう。
在日米軍基地に所属する女性軍人はちょっと違う
ちなみに、在日米軍基地所属の女性軍人の場合は、ちょっと事情が異なってきます。
日本にはたくさんの米軍基地があります。
基地では、女性の将官から兵士、軍属などさまざまな人が働いています。
中には多少時間があって、基地の外の日本をもっと見てみたい人や、もうすぐ除隊だけど日本に残ってみたいなど色々な希望を持っている女性がいます。
ポイントは、これらの女性は「実際に会える」ということです。
ですから、「会いましょう!」という約束が取れた時点で「オンラインの恋人」から「リアルの恋人」へ転換可能ですし、「国際ロマンス詐欺」の可能性はほぼありません。
🚫実際にリアルで何度も会って騙された場合は、普通の結婚詐欺です。
ブロンドばかも、実は一人アメリカ軍士官の女性とデートしたことがあります。
きりっとした素敵な女性で、今でも日本に住んでいます。
【 在日米軍基地一覧 】
upload者 – <a href=”//commons.wikimedia.org/wiki/File:US_Military_bases_in_Japan.jpg” title=”File:US Military bases in Japan.jpg”>File:US Military bases in Japan.jpg</a><a href=”//commons.wikimedia.org/wiki/File:Stadiums_of_FIFA_World_Cup_2002.svg” title=”File:Stadiums of FIFA World Cup 2002.svg”>File:Stadiums of FIFA World Cup 2002.svg</a>, CC 表示 3.0, リンクによる
米空軍太平洋音楽隊は3月8~9日、京都府京丹後市で公演を行い地元の人々との交流を図りました。音楽隊は地元の島津小学校で演奏を披露したほか、今年で3回目となる日米交流音楽会では地元の吹奏楽団や中学生らとも共演しました。(Yokota AB 公式HP内「ヨコタジャーナル」より)https://t.co/GfDV4qtFoX pic.twitter.com/FpE3DEk04D
— 在日米軍司令部(USFJ) (@USFJ_J) 2019年3月15日
【住所2】金髪碧眼のまさしく白人美女だけど住所はアフリカ!は希少
プロフィール写真を見ると、プラチナブロンドの髪に、透き通るような白い肌、瞳は吸い込まれるようなブルーの美女が微笑んでいる。
ところが、住所が「ガーナ」になっている…?
そういう女性はかなり気をつけてください。
というより、むしろ「国際ロマンス詐欺」のスキャマーと判断した方が安心です。
以下、総務省統計局による、ガーナの民族別人口になります。
民族 | 人口 (計23,824千人) | 人口比 (100%) |
アカン族 | 11,322 | 47.5 |
グルマ族 | 3,963 | 16.6 |
ガダンメ族 | 3,323 | 13.9 |
エウェ族 | 1,766 | 7.4 |
グアン族 | 1,364 | 5.7 |
ほぼ白人は0%で人口構成が100%を構成しています。
もちろん、少数ですが、白人も住んでいます。
同じ統計で、日本の人口構成比でも白人は0%と表示されていますが、実際にはそれなりの人数の白人が住んでいますし、例えば、詳細を見ると、「アメリカ人は41,000人」となっています。
ですが、それでも相当少数と言えるでしょう。
まず、女性という条件を付けただけで、半分以下になってしまいます。
その中で、金髪で、碧眼で、肌が白く(なぜか日焼けもしていない)、若い、美女がどれくらいいるでしょうか?
また、その中で、あなたの利用している出会いサイトを使っている女性の割合はどうでしょうか。
残念ながら、ブロンドばかの経験上、ガーナ、ケニア、コンゴなど、アフリカ諸国に「在住している白人女性」とは知り合ったことがありません。
🇿🇦ただし、南アフリカ共和国はアフリカ大陸にありますが、少し事情が異なって、白人が多く住んでいます。
2009年の推計によると、人種の割合は黒人 (79.3%)、白人 (9.1%)、カラード(混血)(9.0%)、インド系(印僑)(2.6%)。(出典:wikipedia)
ブロンドばかも、南ア(南アフリカ共和国)から日本に来た白人女性と何度か会ったこともあります。
【住所3】Youはどうして日本のそんな村に?!
日本人男性をターゲットとするスキャマーの場合、詐欺用のプロフィールに、あえて日本の住所を入れて、「日本に住んでいる身近な女性」かのように振る舞うコトがあります。
しかし、スキャマーが外国人の場合、住所をどこにするかでボロが出てしまうことがあります。
例えば「東京に住んでいます」と設定すれば無難です。
住所だけでは怪しさは出て来ません。
都内には数え切れないほどの白人女性が住んでいますから、そのうちの一部の女性が出会いサイトで日本人男性を探していても不思議ではありません。
ただし、日本に住んでいる白人女性は、毎日うっとうしいくらいに、日本人男性から声をかけられてウンザリしています。
その上、自宅でネットでも出会いを探すと言う女性は実は少数派です。
もし、スキャマーが東京や大阪と言った大都市ではなく、地方都市、あるいは地方の町村を住所として設定していた場合、その住所をよく確認して下さい。
最近では、「なるべく外国人のいない場所に住んでみたい」という欧米人が増えてはいますが、まだそれほど多くはありません。
旅行で短期滞在するダケならあるかも知れませんが、普通はそこに職場、または学校などがないと長期滞在が不可能です。
一般的に、「無職で」「学生でもない」外国人は長期に滞在するビザが持てません。
ですから、プロフィールに載っている住所地周辺に
- 日本語学校や大学などがあるかどうか
- 白人女性が安定した職業を持てるか
を確認してみて下さい。
聞いたことのない、人口の少ない村などが選ばれている場合、日本政府などが関連する特別なプロジェクト等に携わっていないならスキャマーの可能性が高くなります。
【学生】こんな年齢で学生って「嘘?」ホントです!
白人女性のプロフィールを見ていて、「これってスキャマーじゃないのかな?」と、つい怪しんでしまうポイントの1つが「年齢が高いのに職業が学生となっている」コトです。
たとえば「32才で大学生」と書いてあるプロフィールなどですね。
結論から言うと、全然ありです。
実際にブロンドばかの交際した女性の中にも、そういう身分の人は結構いました。
もちろん、日本のように、親御さんに学費と生活費を出してもらって、「18才くらいから、ずっ~~~と学生してるよ!」なんてコトはありません。
こうしたチョイ高齢学生の多くはヨーロッパ女性かと思いますが、各種の公的奨学金や、学生に対する支援が充実しているので、空き時間にパートタイムで働いて頑張れば、何才でも学生や大学院生でいるコトが可能になっています。
たとえば、私の知っている女性で、ある障害のある子どもが、普通学校で他の子どもたちと一緒に生活するための補助をするのに、1日付きそう仕事をしている人がいます。
彼女はその仕事と関連した仕事をこなしつつ、今、3つ目の学位を取得中です。
というコトで年齢は結構高めです(^^;
【婚姻状況】女性スキャマーは基本的に独身設定です
「国際ロマンス詐欺」を解説するインターネット上の記事の中には、詐欺のターゲットが「日本人女性」であるケースを元に書かれているものが多く、私たちが留意するポイントと少しズレているものがあります。
たとえば、ある有名ネットメディアの記事では、スキャマーの婚姻状況として
- 配偶者と死別
- 一人息子(娘)は英国の寄宿舎学校に通っている
というようなプロフィールは「危険だ」と紹介していますが、これは「スキャマーが男性設定」です。
ですので、日本人「男性」をターゲットにする「国際ロマンス詐欺」においては大きく違ってきます。
女性スキャマーの婚姻状況としては
- 独身
- 子ども無し
がほとんどです。
加えて、「20代~30代の美人」が多く、まさしく、単純に男性の理想を具現化しているだけです笑
ただし、「あまりに理想そのものだと怪しまれる」と心配するスキャマーもいます。
彼らは、100点満点の理想の女性象から30点ほどマイナスして、ぎりぎり合格が取れそうな設定でアタックしてくることもあります。
例えば
- 離婚歴あり
- 未亡人
- 子どもはいるが別居
などの条件を混ぜこんでくるワケです。
年齢も30代後半以上に設定することもあります。
こうした条件は一見、ターゲットの食いつきが悪そうでいて、実は逆になるコトも多いんです。
とくにターゲットの男性が
- 中年以上で結婚を急いでいる
- 自分自身、離婚歴があったり、子どもがいる
こうした場合は、相手の女性に強いリアリティを感じて、むしろすぐに真剣な交際に引き込まれることもあります。
実際のところ、「婚姻状況」と「子どもの有無」だけでは、そのプロフィールがスキャマーかどうかの判断は難しいので、あまり気にしなくていいでしょう。
【希望男性の年齢】「若い子からおじいちゃんまでOKよ!」の女性はいない
photo: Town & Country Magazine
※ミック・ジャガー(74)&メラニー・ハムリックさんは43才差婚
プロフィールの冒頭に「なぜ、自分がこのサイトにいるのか」を簡単にまとめて表示している出会いサイトが多いと思います。
たとえば「恋人を探してる」とか「結婚相手を見つけたい」などですね。
その付随情報として「O才~O才の男性希望」と年齢指定が入っていると思います。
原則的に言って、恋愛相手や結婚相手を探している白人女性が、「希望する男性の年齢を問わない」と言うことはありません。
同様に、極端に年齢の幅を広くとるコトもありません。(例:18才~80才)
たんに「文通相手」や「文化交換(文化的交流)」を求めているなら別ですが。
このように、男性の希望年齢を絞っていないのに「恋愛関係」「結婚」希望のプロフィールはスキャマーであることが多いです。
また、理想を「40~60代」とか「50~70代」などと、一定の中高齢の男性に絞ってきている場合で、その女性が若くて(20代や30代前半)、美人の場合は、スキャマー・アラームが鳴っています(^^; 注意しましょう。
これは、気に入った女性のプロフィールを確認する度に、「ああ、また希望の年齢をOVERしてるや…」
というコトを繰り返している、すこし凹み気味の男性の心の隙間にすっと入ってくるテクニックですね。
中高齢の男性は若い白人女性と付き合えないのか
じゃあ、中高齢の自分たちには、若い白人女性と付き合ったり、結婚したりするチャンスってないのか。
やっぱり夢にしか過ぎないのか。
と諦めるのはまだ早いかも知れませんよ?
上で、ミックジャガー氏の写真をあげたのも、超希少例を見て欲しかったからではありません。
もちろん、こんなに年の差がある結婚というのは、普通の人には無理かも知れません。
また、「若い女性」という言葉の定義や、あなたの年齢にもよると思います。
ただ、「一回りくらい若い」と言う意味なら、全然可能です。
ブロンドばかのお付合いする白人女性はたいてい一回り以上年下です。
この辺りの詳細な内容は別のページに譲りますが、ちょっとだけ書いておきますと…。
ファザコンや年増男性好きの白人女性は意外と多い
欧米人女性は、日本人女性よりも、希望する男性の年齢へのこだわりは小さめです。
多くの日本人女性が「きもっ!」と思うような、ずっと年上の男性が好みだったり、少なくとも「OK」の範囲内に入れている場合も多いです。
もちろん、思いっきり年下の男性でも問題ないことが多いです。
白人の男性と交際したことのある日本人女性なら、このへんは別の角度から納得できるかと思います。
白人男性も基本的には、「若い女性が好き!!」な人が多いのですが、自分よりも10も20も年上の女性に惹かれる男性も結構多いです。
ブロンドばかの知人の日本女性は、60才を越えていましたが、30代のフランス人男性や、20代のカナダ人の男性と交際していましたよ。😉
ただし、あなたが、交際する白人女性と恋人関係から、国際結婚へと進めたい希望をもっているなら、彼女の結婚に対する意識や希望について、一度、真面目に話をしておいた方が良いかもしれません。
【出る単】スキャマー御用達の頻出ワードに注意
「国際ロマンス詐欺」のスキャマーにも、さまざまなレベルがあります。
ほとんど素人のようなスキャマーから、百戦錬磨のプロフェッショナルまで実力差はとても大きいです。
単独犯もいれば、組織的に活動し、データや統計を集めてシェアし、助け合い、ターゲットの傾向を研究するような犯罪組織もあります。
高度に専門的なスキャマー集団は別として、あるレベル以下のスキャマーたちは、プロフィール作成時の英語表現くらいでもボロが出ることがあります。
多くのスキャマーが英語圏出身ではないため、文法上のかんたんな間違えがあったり、やたらと共通して使いたがる頻出ワードがあったりするのです。
こうした特徴が現われていたら注意が必要です。
真剣に恋愛パートナーを探している、あるいは、結婚相手を探している相手に、「最も刺さる」と思われていて、多用されるのが次のようなワードです。
✏️頻出ワード例
soulmate | ソウルメイト。ソウル(魂)をともに出来るような相手。 |
serious relationship | 真剣なお付合い |
rest of my life | 私の人生の残り(をともにしたい=生涯の伴侶) |
my other half | (離ればなれになっている)私のもう半分(のような人) |
family oriented | 家庭的(な私=古典的な良妻) |
この表にないワードでも、そのプロフィールが
- 必死の思いで
- 今すぐ結婚したい女性が
- ひたすら自分の長所をアピールし
- 男性ウケする理想の良妻賢母を演出する
そのような出会いサイトに場違いなものであったら、止めておきましょう。
いくら素敵な出会いを求めている女性でも、焦りや、急いている感じが出るようなプロフィールは作りません。
むしろ、そうした女性こそ、抑制が強く効いた文章になる傾向があります。
「ソウルメイト」なんて、あまり日本語では使いませんが、最近、「国際ロマンス詐欺」のニュースが増えて、その中の解説に見かけるコトもあるのではないでしょうか。
普段の日本人同士の会話に出てこないような「甘~~~い!」単語に、ついついフラフラとしないように注意して下さいネ!
【英文法】スキャマー・イングリッシュ!?特徴ある間違い英語
スキャマーは英語が母国語の人もいますが、多くが英語を母語としない外国人です。
ですから、プロフィールに書いてある英語に間違いがあるコトが結構あります。
とか言う、ブロンドばかの英語は中学校レベルなので(笑)、偉そうにアレコレ言える立場ではありませんが、以下、簡単で特徴的なスキャマーの英語の間違い例を挙げておきます。
もし、この手の間違いが多いようでしたら、スキャマー率が高いので注意してください。
- 1文に大文字・小文字が混ざっている
- スペースが変な場所に入っている
- Be動詞が抜けている
- Andや同一の動詞の繰り返し
- なんでも「OK!」な女性
1文に大文字・小文字が混ざっている
英語では普通、文の出だしが大文字で、あとは小文字になります。
例えば、This is a pen.などです。
ところが、このシンプルな規則が守られていない英文がスキャマーには多いです。
具体例をあげますと
という感じです。
もちろん、何かを強調したい場合、そこを大文字にすることもあります。
また、固有名詞(この場合USA)なども大文字になります。
しかし、理由がよく分らない部分で頻繁に大文字になる場合は、スキャマーの可能性があります。
スペースが変な場所に入っている
スペース(空白)は、単語と単語の間に通常1つ入ります。
文と文の間に入れる人もいますし、文の装飾に使う人もいます。
しかし、意味不明な場所にスペースをちょくちょく入っている英文のプロフィールは、スキャマー率が高いです。
スペースの変な入り方としては、複数のスペースが連続して入っている場合がほとんどです。
例(□はスペースの意味です)
Be動詞が抜けている
ブロンドばかの体験上、Be動詞が抜けている文章はロシア系スキャマーに多いような気がします。
ただし、こうした傾向は、スキャマーに限ったことではなく、普通のロシア女性でもありえますので注意してください。
聞くところ、ロシア語では、いわゆる「=(イコール)」を示す機能としては、Be動詞を使わない仕組みになっているようです。
ですから、
と英語でなるところ、ロシア語圏のスキャマーは
と書いてしまいます。(あるいは翻訳機を使っているのかも知れませんが)
ケアレスミスで、ときどき英文法の間違いとして出てしまうのは仕方がありません。
ただし、むやみに現われるようでしたら、スキャマーの可能性が高いです。
また、プロフィールの国籍欄などで「アメリカ人」や「英国在住」となっているのに、この間違いが多発していたら、限りなく黒です。
この辺りを念頭におくと、さらにスキャマー検知精度が上がると思います。😀
Andや同一動詞の繰り返し
単語の「繰り返し」は、英語では避ける傾向があります。
同じ単語ばかり繰り返して使うのは、知的レベルが低いとか、センスがないと思われるからでしょう。
例えば
ちょっとしつこくなりましたが、こういう文章は書きません。
スキャマーの特徴として、プロフィールを粗製濫造して、ひたすら「カモ」と接触しようとするため、こうした雑な英文になるのかも知れません。
このあたりもチェックしてください。
なんでも「OK!」な女性
なんだかよく分りませんが、「OK!」を連発する女性がいます(^^;
たとえば
- I am from New York OK!
- We can meet in Japan OK.
と言うような感じですオッケーイ!
ふだん、全く英語に触れていない人の中には、すごく英語っぽく、ネイティブっぽく聞こえる…人もいるでしょうか?😅(疑問)
ブロンドばかは、基本的にヒッキーなので、英語と言えば、テレビやネットで見る映画やドラマくらいでしか耳にしませんが、こういう話し方の人は見たことがありませんw
もちろん、今までお付合いした女性の中にも、こういう語り口の人はいません。
唯一、この口調を見るのがスキャマー軍団なので、こういう感じの話し方の女性が現われたら注意してくださいOK!
【コピペ】プロフィールの自己紹介文に見覚えがある
出会いサイトのプロフィールは、行数や文字数が限られているので、どうしても似たような感じの文章になりがちです。
だからでしょうが、人と違ったコトを書こうとして、さらに良くありがちな「没個性的な」文章になってしまう失敗をしている人もよく見かけます。
文章や単語で奇をてらうのではなく、短いながらも1文ずつの積み重ねから、人柄や個性が伝わるように自己紹介文は作りたいところです。
さて、スキャマーはどうかというと、細部にわたって気を使い巧妙にトラップを仕掛けているプロもいます。
その一方で、どこかから拾ってきた自己紹介文をコピペで盗用したり、また、プロフィールを毎日、大量に作るのが面倒で、同じ文章を使い回していたりする場合もあります。
このような場合は、自己紹介文の中から1~2文をGoogleで検索して見ると、同じ文章が検索結果にたくさん出てくることもありますので、スキャマーチェックの1つの手段として利用してみてください。
国際ロマンス詐欺のスキャマーをさくっと避けて、どんどん素敵な女性にアプローチしていきましょう。
[著者:ブロンドばか]